卒業式

nanbo32004-03-18

 「小学校で、一番大事な行事です。6年生は、6年間の総仕上げだからね。みんなは、大切な人たちに3年生の気持ちを伝える日だからね。」と練習に励んできた卒業式は雪模様。あまりに寒くて鍵盤の上で指が縮こまってしまい、朝、練習しながら“ピアノの鍵盤にヒーターが入っていたら…”と真剣に思いました。ところが、子どもたちの歌声は素晴らしく伸びていて、伴奏しながらその歌声に感動、楽しくなってきました。「南保小学校の卒業式では、子どもたちの歌声で天井が持ち上がる。」という伝説は本当だったようです。“翼をください”では確実に5㎝は持ち上がっていましたね。木造校舎のよいところです。とにかく素晴らしい歌声も、心のこもった呼びかけも、在校生が6年生を、6年生が在校生を見つめるまなざしも、きりっとした姿勢もどれも心に残る卒業式でした。
 朝からピアノ伴奏が心配でそわそわしていた担任は、式の後、ゆうかさんからあたたかい一言「先生、旅立ちも校歌もピアノ上手やったよ。」をかけてもらい、また感動した一日でした。
 6年生のみなさん、素敵な卒業式をありがとう。